CentOS 6.2 に mod_spdy をインストールしてみた
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CentOS 6.2 の Apache に mod_spdy をインストールしてみました。 Google から各ディストリビューション向けに RPM パッケージが提供されているのでインストールは簡単です。
mod_ssl モジュールが必須なので、インストールされていない場合は先にインストールします。 httpd -M
で有効なモジュールを調べられます。
自分は 64 bit 版を使っているので "mod_spdy 64-bit.rpm (CentOS/Fedora)" をインストールしました。パッケージをインストールしたら Apache をリスタートします。これでインストール完了です。
$ wget https://dl-ssl.google.com/dl/linux/direct/mod-spdy-beta_current_x86_64.rpm
$ sudo rpm -U mod-spdy-beta_current_x86_64.rpm
$ sudo service httpd restart
確認したところ 2 つの conf ファイルが追加されていました。
- /etc/httpd/conf.d/load_ssl_with_npn.conf
- /etc/httpd/conf.d/spdy.conf
SPDY が有効になっていると x-mod-spdy
というレスポンスヘッダが返ってきます。なお、SPDY プロトコルは SSL が必須のため http でアクセスしても有効になりません。正規の SSL 証明書を入れていない場合は自己証明書を入れるなりしてください。
Firefox の SPDY indicator というアドオンをインストールすると、SPDY 対応サイトでアイコンが表示されて便利です。
パフォーマンスの比較はまたいずれ。