さあ、声を大にして Good ニュースの話をしよう
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freee に入社して 1 か月が経ちました。やっと慣れてきたところでまだまだ活躍できているとは言い難いですが、とりあえずストレスなく元気に仕事をしています。環境が変わったのにストレスを感じないのは freee の文化によるところが大きいと思います(下の写真は月末に開催される社内イベントの様子)。
freee には Good ニュースを共有しお祝いする文化があります。
エンジニアの朝会を例に挙げてみると、新機能や改善のリリースを担当したエンジニアに拍手を送ったり、誕生日や記念日をみんなで祝福しています。朝会が Good ニュースを共有する場になっているのです。全社的にもこの文化が根付いていて、ミスを責めるよりもうまくいったことを称えようという雰囲気があります。
この文化はすごく大切だと思うので、その理由を書いてみたいと思います。
人の脳はネガティブなことに反応する
「悪いニュースやうわさはほっておいても広まる」
これは誰しも思い当たる節があるのではないでしょうか。誰々がミスしたとか、隣のチームのプロジェクトが大変そうだとか、業績が芳しくないとか、こういう話はすぐに広まりませんか?
有名な話ですが、人の脳はネガティブなことに過剰に反応します。強く印象に残るのもネガティブなことです。これは原始時代から変わっていないそうで、暗闇を恐れてほかの動物たちに襲われないか不安な中、危険な情報に気を配って生き抜いてきたからです。
暗闇でガサガサと音がすれば「鳥かな? 捕まえて食べよう!」ではなく、「狼かもしれない。早くみんなに伝えないと!」と考えるのです(たぶん)。原始人の DNA を引き継いでいる以上、会社の中で悪いニュースが広まりやすいのも当然といえば当然のことなのです。
Good ニュースこそ声を大にして広めよう
上で説明したとおり、よっぽど意識を向けていないと悪いニュースばかり広まります。こうなると会社の雰囲気がどんより暗くなってきます。
そういう雰囲気に一度支配されると塗り替えるのは骨が折れます。ほかのエンジニアをリスペクトできなくなり、仕事にもだんだんと影響が出てきます。これは開発手法や組織論うんぬん以前の話で、仕事が楽しめない環境から良いプロダクトが生まれることはありません。
よい雰囲気を保つ秘訣は簡単で 声を大にして Good ニュースを広める ことです。
些細なことで構わないので Good ニュースを見つけ、声を大にして周りに広めましょう。少し意識すれば誰にでもできることです。一朝一夕で変わるものではありませんが、誰かが勇気を持って一歩を踏み出さなければ変化は起きません。
やはり Good ニュースが共有されている環境は居心地がいいものです :-)
さいごに
freee の文化と Good ニュースを共有する大切さについて書いてみました。
freee は引き続きエンジニアを募集しています。興味を持った人は Wantedly からエントリーするか、ゆるく話を聞いてみたいという人は @manabusakai までメンションしてください!