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メルカリの急成長の秘訣は UX だと感じた話

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今日はメルカリについて書いてみようと思います。

メルカリ

メルカリといえば今年の 3 月に 84 億円の資金調達を発表し、評価額も 10 億ドルを超えユニコーン企業となった、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している CtoC サービスです。最近はテレビ CM でもよく見かけるようになりましたね。

メルカリの SRE チームの方と情報交換する機会を作っていただいたので、その前に自分でも使ってみようと思い立ち、実際に出品してみました。

キャズムをいきなり飛び越えた?

メルカリは本当に「世界を取る(かも)」と思った件」から引用します。

僕がなぜ「世界を取るかも」と思うかと言うと、僕の周りのアメリカ人でメルカリを使っている人がいないからです。(中略)日本在住の友人でも使ったことがあると言うのは数人しかいなかった。メルカリの日本での普及率を考えたら、信じられないくらい少ない人数しか、僕の周りで使っている人がいない。

自分の周り(Web 業界)もまさに同じような状況で、使っている人を見たことがありません。話題に上がったとしても技術的なトピックばかりで、サービスそのものの話は聞いたことがありませんでした。

メルカリの場合、(少なくても僕の周りでは)日本でもアメリカでも、「業界人」をいきなり飛び越えて、マジョリティが使いはじめるサービスになってしまっている気がします。つまり、「業界人」が全く理解できない世界のサービスにいつの間にかなっている、ということなんだと思います。

業界の中では見聞きしない反面、電車に乗ればメルカリを使っている人を簡単に見つけられます。キャズムをいきなり飛び越えてマジョリティが使い始めたというのも納得ができます。

UX が考え抜かれている

実際に出品してわかったのですが、出品してから発送するまでの UX がとても考え抜かれています。

  • スマホだけで完結する
    • 5 分もあれば簡単に出品できる
    • 写真を撮って、説明を書いて、値段を決めるだけ
  • 手数料が 10% のみで単純明快
    • 月額費用がないので気軽に使える
  • らくらくメルカリ便が CtoC 取引の不安をすべて解決している
    • 宛名書き不要、匿名配送、全国一律料金、トラブル時の補償
  • 次にやることを教えてくれる
    • 初めて使う人でも「やることリスト」がナビゲーションしてくれるので迷わない

CtoC 取引といえばヤフオクが有名ですが、それとは一線を画すサービスだと思います。誤解を恐れずにいうと、ヤフオクが場を提供しているのに対し、メルカリは物を簡単に売り買いしたいという課題を解決している と言えるでしょう。

メルカリがここまで急成長しているのは、物を簡単に売り買いしたいという潜在的な需要を掘り起こし、CtoC 取引の不安や面倒くささを徹底的に取り除いた結果だと思います。

まとめ

自分が働く freee は BtoB 向けのサービスですが、UX という意味では参考にできることが多くありそうです。これからも研究を兼ねて使ってみようと思います。