AWS re:Invent にオススメのモバイル回線は MOST SIM のプリペイド SIM
AWS re:Invent 2018 に参加するに当たって、現地でのモバイル回線をどうするか事前にいろいろ調べていました。これまで参加した人のブログ記事が参考になり、幸いトラブルもなく快適に過ごすことができました。
せっかくなので来年 AWS re:Invent に初めて参加する人のために、自分の体験談を交えてオススメのモバイル回線についてまとめておこうと思います。
ちなみに、自分が現地で使った端末は SIM フリー版の iPhone XS です。 iPhone であれば主要な LTE バンドにすべて対応しているので安心です。
前提条件
re:Invent の会場やホテルでは Wi-Fi が提供されているので、モバイル回線が必要になるのは主に空港や会場を移動するときになります(ロサンゼルス空港はフリー Wi-Fi が提供されていました)。また、日本との連絡には FaceTime や LINE を使うのでアメリカの電話番号は必要ありません。
現地でモバイル回線を使うには 3 つの選択肢があると思いますが、自分は 3 番目のプリペイド SIM を使うことにしました。
- モバイル Wi-Fi ルーターをレンタルする
- Wi-Fi ルーターのバッテリーを気にしたり、手荷物が増えるので除外
- キャリアの国際ローミングを使う
- MVNO の mineo を使っているのでデータ通信の国際ローミングはできない
- プリペイド SIM を買う
向こうに着いてから現地でプリペイド SIM を買うのは、英語に自信のない自分にはリスクに感じました。そのため日本であらかじめ購入できて、かつ開通までできるプリペイド SIM を探しました。
MOST SIM をオススメする理由
この条件を踏まえて今回買ったのが MOST SIM です。オススメする理由は次のとおりです。
- 日本の Amazon で事前に買える
- オンラインで日付を指定して開通できる
- キャリアは T-Mobile と AT&T から選べる
- T-Mobile はテザリングできる。 AT&T はテザリングできない
- T-Mobile はデータ通信が使い放題。 AT&T は容量を使い切ると低速になる
- MVNO の SIM ではなくキャリアの SIM が提供される
自分は T-Mobile の 7 日間高速データ通信使い放題を選びました。値段は 3,190 円だったので 1 日あたり約 455 円です。データ容量を気にせずワンコインで使える気軽さがいいですね。
参考までに速度計測した結果です。
- ベネチアンホテル 2.95 Mbps
- 郊外のアウトレットモール 700 Kbps
- ラスベガス空港 1.3 Mbps
T-Mobile の方が自由度が高いですが、時間帯や場所によってはかなり低速でした。 4G / LTE 通信ではあるもののアンテナがひとつになる場所は多かったです。回線の安定性を求めるなら AT&T の方がいいかもしれません。 3 キャリアで速度計測された方の記事があったので、こちらも参考にしてみてください。
ちなみに、自分がアメリカ滞在中に使った容量は 5.14 GB でした。頻繁に FaceTime や LINE を使って、さらに速度計測をしてもこの容量です。来年は AT&T の 6 GB プランでいいかもしれません。