楽天モバイルを 3 か月使ったけど LINEMO に乗り換えた

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5 月から 7 月までメイン回線として楽天モバイルを使ってみました。結局 8 月からは LINEMO に乗り換えたのですが、せっかくなので楽天モバイルを使った感想をまとめておきます。

楽天モバイルに乗り換えた理由

もともと MVNO の mineo を利用していましたが、コロナ禍で外出が減ったり、リモートワークになったことで、モバイル通信をほとんど利用しなくなりました。そんなとき iOS 14.4 以降にアップデートした iPhone が楽天モバイルに正式対応するというニュースを見て、興味本位で乗り換えてみました。

MNO の回線でありながら、3 GB までなら mineo より安くなるのは魅力的でした。 MVNO は混雑時にどうしても遅くなってしまうので、ストレスを感じることがありました。楽天モバイルが繋がりにくいのは認識していましたが、eSIM を使ってデュアル SIM にすれば何とかなるだろうと考えていました。

楽天モバイルは屋内に弱い

楽天モバイルのサービスエリアを確認すると、自分の生活圏は 4G の対応エリアになっています(少し歩けば Sub6 の 5G エリアもありました)。屋外ではアンテナマークはだいたい 4 本立っていました。

しかし、屋内に入るとアンテナマークは 1 〜 2 本に減ります。自宅だと 2 階以上は問題なく繋がりますが 1 階だと圏外になりました。自宅以外でも試してみましたが、駅などを除き地下や鉄筋コンクリートの建物ではほぼ圏外になります(以前であれば au のパートナー回線に切り替わったようですが、東京ではパートナー回線のローミングはすでに終了しています)。

屋内で繋がりにくいのは楽天モバイルが使える周波数帯が 1.7 GHz 帯しかないからです。屋内や地下でも繋がりやすい 700 ~ 900 MHz の低い周波数帯、いわゆるプラチナバンドは楽天モバイルに割り当てられていません。

以下の表は総務省の「各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯」の資料から引用したものですが、4G について 3 大キャリアが 6 バンド割り当てられているのに対して、楽天モバイルは 1 バンドしか割り当てられていません。

各キャリアに割り当てられている周波数帯

iPhone のフィールドテストモード(*3001#12345#* にダイヤルすると起動する)で確認すると、楽天モバイルが圏外になる場所ではドコモ (IIJmio) はプラチナバンド (Band 19, 800 MHz) で繋がっていました。

外出先で圏外になることは想定していましたが、まさか自宅で圏外になるとは思っていませんでした。圏外にいると iPhone は接続できる信号を探すためバッテリー消費が激しくなります。実際、圏外の部屋に数時間置いておくと、あっという間にバッテリーが減っていきます。 iPhone 12 mini を使っているのでバッテリーを浪費するのは大問題でした。

楽天モバイルにも連絡してみましたが、すぐに改善するのは難しいと思うので 3 か月で見切りを付けて MNP で乗り換えました。

LINEMO に乗り換え

どこに乗り換えようか考えていたところ、LINEMO が 3 GB のミニプランを開始しました。自分のユースケースだと 20 GB も必要ないので、3 GB で税込 990 円はぴったりです。また、LINEMO は契約事務手数料がかからないので気軽に試すことができます(他社は 3,000 円くらいかかる)。

LINEMO は eSIM と eKYC に対応しているので、7 月 31 日の深夜にオンラインで手続きして翌日の朝には乗り換えできました。郵送物を待つ必要もなく、自宅から簡単に乗り換えできるのは隔世の感がありますね。

ソフトバンク回線を使うのは初めてですが、楽天モバイルが圏外になる場所でも問題なく繋がりました。あと、自宅でも 5G を掴むようになったのは意外でした。 4G 周波数帯を転用した 5G なので今のところ大きなメリットはありませんが、Sub6 の 5G エリアも広がってきているので今後に期待です。

おわりに

楽天モバイルは周波数の再配分を要望しているので、数年後には楽天モバイルにもプラチナバンドが割り当てられるかもしれません。

ただ、現時点ではサービスエリア内でも圏外になる場所が多く、デュアル SIM を設定して回避できる人以外にはおすすめできないというのが率直な感想です(たとえば両親には絶対に勧められないです)。

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